2026.06.05

「お下がり」は恥ずかしい?現代のママ・パパが「譲り合い」を選ぶポジティブな理由

「お下がりをもらうことに、少し遠慮を感じていた」

「 知り合いから子供服のお下がりをもらう機会があったが、『新品でないと子どもに申し訳ない』という気持ちが頭をよぎった 」

日本では長い間「新品=誠意・愛情」「お下がり=節約のためにやむなく」という価値観が根強くありました。でも今、その価値観は急速に変化しています。

  • 新品ばかり買うことへの「もったいない」という意識が強まっている
  • フリマアプリの普及で「中古品を使う」ことへのハードルが下がった
  • SDGs・サステナブル消費への注目が高まっている
  • 「スマートな節約」として、コスト意識の高さが尊ばれるようになった

この記事では、「お下がり」をもらうことへのポジティブな再解釈と、現代の子育て家族が譲り合いを選ぶ理由を紹介します。

価値観のシフト——「お下がり」から「循環」へ

かつての「お下がり」には「ありがたいが恥ずかしい」というニュアンスがありました。でも今の「譲り合い」には、次のような肯定的なニュアンスがあります。

理由1:サステナブル意識の高まり

「新品を買って使い捨て」より「長く使う・次の人に渡す」を選ぶことが、環境への意識の高さとして評価される時代になっています。SNSでも「#サステナブルな子育て」「#循環型育児」という投稿が増えています。

理由2:コスト意識の賢さ

育児費用を把握して「削れるところは削る」という意識は、今や「ケチ」ではなく「賢い」と見られます。2〜3ヶ月しか着ない服に毎回1,500〜3,000円を払い続けることへの疑問は多くの親が共有しています。

理由3:顔が見えるつながりへの価値

Amazonで翌日届くのは便利ですが、近所の人から「うちの子がよく着ていた服です」と直接渡される体験は、それとは違う価値があります。「誰かに大切にしてもらったものをもらう」という感覚が、受け取り手に温かさをもたらします。

理由4:子どもへの教育的効果

お下がりをもらう場面は、子どもに「物を大切にする」「誰かの気持ちを受け取る」という価値観を伝えるチャンスでもあります。「この服は○○ちゃんがもてくれたんだよ」という一言が、子どもの心に「感謝」と「つながり」を育てます。

irasutohikaku

「お下がりをもらう」を誇りに思っていいこれだけの理由

  • 環境負荷を下げる行動をとっている
  • 地域のつながりを育てている
  • 子どもに大切な価値観を伝えている
  • 家計を賢く管理している
  • 使えるものを無駄にしないという倫理的選択をしている

「まだ着られる」を宝物に——サステナブルな子育てとはは「まだ着られる」を宝物に——サステナブルな子育てとはで詳しく解説しています。地域コミュニティへの参加が育児を楽にする理由は地域コミュニティへの参加が育児を楽にする理由もご覧ください。

じゅんかんの現場から

「『ママの優しさのJUNKAN』——手を通したこども服に込められたぬくもりをそのまま渡したい。」

── じゅんかんフォロワーさんの言葉(2022年12月)

あるフォロワーさんがくれたこの言葉が、まさに「お下がり」の本質を言い表しています。恥ずかしいものではなく、誰かの優しさが込められたバトン。そう捉え直すだけで、受け取る側の気持ちも大きく変わります。

まとめ——「お下がり」は過去のもの。今は「賢い循環」の時代

じゅんかんで2回転目を迎えたこども用トレンチコート

お下がりをもらうことへの後ろめたさは、もう古い感覚です。現代の子育て家族にとって「地域の誰かから使えるものをもらう」という選択は、コスト・環境・コミュニティの観点からすべて肯定できる賢い行動です。恥ずかしいのではなく、誇っていい選択です。

JUNKANで実際に届いたお洋服の実例はJUNKANで実際に届いたお洋服の実例もあわせてご覧ください。

JUNKANで気持ちよく受け取る → JUNKANアイテム一覧ページへ

この記事を書いた人

渡邉 裕一(ゆういち)

2人の子どもを育てながら、妻(JUNKANオーナー)が2022年8月からInstagramで 始めた「子育てアイテムの地域循環」活動を、WEBまわりのことで できる範囲でサポートしています。 おかげさまでInstagramフォロワーは850人以上、循環したアイテムは8,000点を超え ました。ベビーカーやベビーベッドなど大型品も含め、「まだ使えるのに手放せない」 ものが次の家族へとつながっています。活動を通じてユーザーから「もっと早くこの 活動を知りたかった」という声をいただいたときは、少しでも力になれていたら 嬉しいなと感じました。 これからも、地域の子育て家族がゆるやかにつながれるよう、 妻と一緒にJUNKANを育てていきたいと思います。

JUNKANの譲り合い

使わなくなった子育てアイテムを、次の家族へ

茅ヶ崎を中心に、子供服・ベビー用品を地域の家族どうしで直接つなげます。無料〜3,000円、手渡しが基本です。

JUNKANの使い方を見る

記事一覧を見る