2026.07.04

【開催レポート】「無いならやってみるか」から始まったこども服交換会——2022年12月、100サイズが足りない!と慌てた日

「こども服を気軽にシェアできる場所、近くにあったらいいのに」——そう思ったことはありませんか?

「サイズアウトした服はまだきれい。でも捨てるのはもったいないし、かといって出品や譲り先探しは気が重い」——そんなふうに感じたことはありませんか。

  • こども服を気軽にシェアできる仕組みが、身近に見当たらない
  • 次のサイズの服を、できれば買い足さずに揃えたい
  • 顔の見える相手と、あたたかく手渡し・受け取りをしたい

この記事では、2022年12月に開いたこども服交換会の一日をレポートします。そもそもじゅんかんは、「こういう場所が無いなら、自分でやってみるか」という一歩から始まりました。その原点と、当日の「100サイズが足りない!」という嬉しい誤算を、主催者目線でお伝えします。

じゅんかんのはじまり——「無いならやってみるか」の一歩

じゅんかんのこども服交換会は、大きな組織や予算から始まったわけではありません。「こども服を気軽にシェアできる仕組みはないかな?」と探してみたけれど、身近には見当たらなかった。それなら——という主催者の思いつきが出発点でした。

「わたしの身近にはなかったので、無いならやってみるか……!! と、ドキドキしながらもスタートした取組です。イベントを重ねるにつれて、応援してくれる方、楽しみにしてくれる方が増えて、とっても嬉しいです。」

── じゅんかん インスタグラム(@junkan_chigasaki)より

この年の秋にはじめての交換会を開き(初回こども服交換会の記録)、雄三通りのお庭を借りた回(秋晴れの庭のこども服交換会レポート)を経て、この12月の回へ。少しずつ「楽しみにしてくれる人」が増えていく手応えを感じ始めた時期でした。じゅんかんを続けてこられた理由はjunkanを続ける理由にもまとめています。

2022年12月3日、当日の様子

この日の会場は、環境にやさしい洗剤を扱う@kizuna_clean_homeさんのブースの隣。洗剤の量り売りと、こども服交換会が並ぶあたたかな空間でした。開催概要は以下のとおりです。

項目内容
開催日2022年12月3日(土)9:30〜11:30
会場茅ヶ崎市内(環境にやさしい洗剤ブースに併設)
形式こども服交換会(あげる・もらう自由)
参加費無料・出入り自由
取扱サイズbaby〜(この日は100サイズ以上の需要が急増)
こども服交換会できれいにたたまれて並ぶグレーのニットやパンツ

「100サイズが足りない!」——嬉しい誤算に慌てた3日前

じゅんかんに集まる服は、80・90サイズが中心です。ところがこの回は、直前になって100サイズ以上を必要とする声が急に増えていることに気づきました。イベントのわずか3日前のこと。

慌ててお願いしたところ、「うちにあるよ!」とすぐにクローゼットを確認して持ち寄ってくれた方々のおかげで、当日はたくさんの100サイズ以上の服が次の家族へと渡っていきました。地域に「協力してくれる人がいる」という安心感を、いちばん実感した回でもあります。

ちなみに、こうしたサイズ需要のばらつきは、こども服のリユースを続けていると必ず出会う「あるある」です。

次の子へ引き継がれる赤とネイビーのこども用スニーカー13.5cm

じゅんかんの現場から——「ママの優しさのJUNKAN」

この取り組みを、あるフォロワーさんがこんな言葉で表現してくれました。

「ママの優しさのJUNKAN」

── フォロワーさん(@madebyawithlove)の言葉より

手を通したこども服には、前の家族の「これ気に入ってたんだ」というぬくもりが宿っています。それをそのまま次の子に手渡していく——たしかに、じゅんかんの循環は「優しさのおすそ分け」なのかもしれません。この一言は、主催者にとって今も大切にしている言葉です。

こども服交換会に持ち込まれたくまのニット帽とお花柄のベビーアイテム

「きれいにするもの」も環境にやさしく

この日ご一緒した@kizuna_clean_homeさんは、環境にやさしい洗剤を扱っています。じゅんかんが大切にしているのは「今ある物を大切に使う」という考え方。おうちをきれいにするために使った洗剤が、海や川を汚してしまっては本末転倒です。

まだ着られる服を次の家族へ手渡すことも、環境負荷の少ない洗剤を選ぶことも、根っこは同じ。「暮らしの中の小さな選択を、少しだけ地球にやさしい方へ」——その姿勢を、この交換会は洗剤ブースと並ぶことで、あらためて確かめられた気がします。

まとめ——小さな「やってみるか」が、地域の循環になった

身近に無かったから、自分で始めてみた。慌てて助けを求めたら、地域の人がすぐ応えてくれた。2022年12月のこの一日は、じゅんかんが「一人の思いつき」から「みんなの循環」へと育っていく途中の、あたたかな一コマでした。

「新品を買う前に、まだ使えるものはないかな?」——そう気軽に確認できる場所として、じゅんかんはこれからも茅ヶ崎で循環を続けていきます。おうちに眠っているこども服があれば、ぜひ次の家族へ。

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この記事を書いた人

渡邉 裕一(ゆういち)

2人の子どもを育てながら、妻(JUNKANオーナー)が2022年8月からInstagramで 始めた「子育てアイテムの地域循環」活動を、WEBまわりのことで できる範囲でサポートしています。 おかげさまでInstagramフォロワーは850人以上、循環したアイテムは8,000点を超え ました。ベビーカーやベビーベッドなど大型品も含め、「まだ使えるのに手放せない」 ものが次の家族へとつながっています。活動を通じてユーザーから「もっと早くこの 活動を知りたかった」という声をいただいたときは、少しでも力になれていたら 嬉しいなと感じました。 これからも、地域の子育て家族がゆるやかにつながれるよう、 妻と一緒にJUNKANを育てていきたいと思います。

JUNKANの譲り合い

使わなくなった子育てアイテムを、次の家族へ

茅ヶ崎を中心に、子供服・ベビー用品を地域の家族どうしで直接つなげます。無料〜3,000円、手渡しが基本です。

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