【開催レポート】「無いならやってみるか」から始まったこども服交換会——2022年12月、100サイズが足りない!と慌てた日
「こども服を気軽にシェアできる場所、近くにあったらいいのに」——そう思ったことはありませんか?
「サイズアウトした服はまだきれい。でも捨てるのはもったいないし、かといって出品や譲り先探しは気が重い」——そんなふうに感じたことはありませんか。
- こども服を気軽にシェアできる仕組みが、身近に見当たらない
- 次のサイズの服を、できれば買い足さずに揃えたい
- 顔の見える相手と、あたたかく手渡し・受け取りをしたい
この記事では、2022年12月に開いたこども服交換会の一日をレポートします。そもそもじゅんかんは、「こういう場所が無いなら、自分でやってみるか」という一歩から始まりました。その原点と、当日の「100サイズが足りない!」という嬉しい誤算を、主催者目線でお伝えします。
じゅんかんのはじまり——「無いならやってみるか」の一歩
じゅんかんのこども服交換会は、大きな組織や予算から始まったわけではありません。「こども服を気軽にシェアできる仕組みはないかな?」と探してみたけれど、身近には見当たらなかった。それなら——という主催者の思いつきが出発点でした。
「わたしの身近にはなかったので、無いならやってみるか……!! と、ドキドキしながらもスタートした取組です。イベントを重ねるにつれて、応援してくれる方、楽しみにしてくれる方が増えて、とっても嬉しいです。」
── じゅんかん インスタグラム(@junkan_chigasaki)より
この年の秋にはじめての交換会を開き(初回こども服交換会の記録)、雄三通りのお庭を借りた回(秋晴れの庭のこども服交換会レポート)を経て、この12月の回へ。少しずつ「楽しみにしてくれる人」が増えていく手応えを感じ始めた時期でした。じゅんかんを続けてこられた理由はjunkanを続ける理由にもまとめています。
2022年12月3日、当日の様子
この日の会場は、環境にやさしい洗剤を扱う@kizuna_clean_homeさんのブースの隣。洗剤の量り売りと、こども服交換会が並ぶあたたかな空間でした。開催概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2022年12月3日(土)9:30〜11:30 |
| 会場 | 茅ヶ崎市内(環境にやさしい洗剤ブースに併設) |
| 形式 | こども服交換会(あげる・もらう自由) |
| 参加費 | 無料・出入り自由 |
| 取扱サイズ | baby〜(この日は100サイズ以上の需要が急増) |

「100サイズが足りない!」——嬉しい誤算に慌てた3日前
じゅんかんに集まる服は、80・90サイズが中心です。ところがこの回は、直前になって100サイズ以上を必要とする声が急に増えていることに気づきました。イベントのわずか3日前のこと。
慌ててお願いしたところ、「うちにあるよ!」とすぐにクローゼットを確認して持ち寄ってくれた方々のおかげで、当日はたくさんの100サイズ以上の服が次の家族へと渡っていきました。地域に「協力してくれる人がいる」という安心感を、いちばん実感した回でもあります。
ちなみに、こうしたサイズ需要のばらつきは、こども服のリユースを続けていると必ず出会う「あるある」です。

じゅんかんの現場から——「ママの優しさのJUNKAN」
この取り組みを、あるフォロワーさんがこんな言葉で表現してくれました。
「ママの優しさのJUNKAN」
── フォロワーさん(@madebyawithlove)の言葉より
手を通したこども服には、前の家族の「これ気に入ってたんだ」というぬくもりが宿っています。それをそのまま次の子に手渡していく——たしかに、じゅんかんの循環は「優しさのおすそ分け」なのかもしれません。この一言は、主催者にとって今も大切にしている言葉です。

「きれいにするもの」も環境にやさしく
この日ご一緒した@kizuna_clean_homeさんは、環境にやさしい洗剤を扱っています。じゅんかんが大切にしているのは「今ある物を大切に使う」という考え方。おうちをきれいにするために使った洗剤が、海や川を汚してしまっては本末転倒です。
まだ着られる服を次の家族へ手渡すことも、環境負荷の少ない洗剤を選ぶことも、根っこは同じ。「暮らしの中の小さな選択を、少しだけ地球にやさしい方へ」——その姿勢を、この交換会は洗剤ブースと並ぶことで、あらためて確かめられた気がします。
まとめ——小さな「やってみるか」が、地域の循環になった
身近に無かったから、自分で始めてみた。慌てて助けを求めたら、地域の人がすぐ応えてくれた。2022年12月のこの一日は、じゅんかんが「一人の思いつき」から「みんなの循環」へと育っていく途中の、あたたかな一コマでした。
「新品を買う前に、まだ使えるものはないかな?」——そう気軽に確認できる場所として、じゅんかんはこれからも茅ヶ崎で循環を続けていきます。おうちに眠っているこども服があれば、ぜひ次の家族へ。