【開催レポート】秋晴れの庭で開いたこども服交換会——雄三通り・ゆるecoさんと過ごした循環の一日(2022年10月)
「まだ着られるのに、捨てるのはもったいない」——そのお洋服、次の家族に手渡してみませんか?
「サイズアウトしたこども服、状態はきれいなのに手放し方がわからない」——そんなふうに感じたことはありませんか。
- まだ着られる服を捨てるのは気がひけるが、フリマアプリの出品・発送は手間がかかる
- 近所におさがりを渡せる相手がいない
- 子連れで気軽に立ち寄れる、あたたかい場所があればいいのに
この記事では、2022年10月に茅ヶ崎・雄三通りの素敵なお庭で開いたこども服交換会の一日を、主催者目線でレポートします。発送も、お金のやりとりもいらない。「手に取って選んで、必要な分だけ持ち帰る」——そんな循環が、秋晴れの下でどう生まれたのかをお伝えします。
2022年10月、雄三通りの「どこを切り取っても絵になるお庭」で
この日のこども服交換会は、茅ヶ崎で「ゆるeco」を主宰するよしえさん(@shoreliving.chigasaki)のイベント内で、お洋服を並べさせていただく形で開催しました。雄三通りの海の近く、木のぬくもりのあるお庭が会場です。開催概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2022年10月23日(日) |
| 会場 | 茅ヶ崎市東海岸南・雄三通り沿いのお庭(ゆるeco イベント内) |
| 形式 | こども服交換会(持ち込み・持ち帰り自由) |
| 参加費 | 無料・出入り自由 |
| 対象サイズ | baby〜120(当日は80・90サイズが中心) |
会場となったお庭では、子どもたちがシーグラス集めに夢中になる場面も。お洋服の交換だけでなく、その場で過ごす時間そのものが心地よい——それがこの日の空気でした。

「あげるだけ・もらうだけ・覗くだけ」——気軽に参加できる3つのスタイル
junkanのこども服交換会は、フリマアプリのように「売る」場所ではありません。参加の仕方は、その日の気分に合わせて選べます。
- あげるだけ:おうちで眠っている服を持ち込む(この日は1家庭3着まで)
- もらうだけ:気に入った服を、必要な分だけ持ち帰る
- 覗くだけ:まずは雰囲気を見に来るだけでもOK
持ち込みの基準もシンプルです。「まだ着られる」と思えればOK。大きな穴やシミ、毛玉だらけでなければ大丈夫、という気軽さを大切にしています。手に取って選べるから、写真だけではわからない生地の感触やサイズ感を、その場で確かめられるのも交換会ならではです。はじめての方はこども服交換会の参加の流れもあわせてご覧ください。
秋晴れの一日、こんな循環が生まれました
当日は雲ひとつない秋晴れ。Instagramを見て楽しみにしてくれていた方、子連れで大変ななか自転車を飛ばしてこども服を届けてくれた方、家族そろって遊びに来てくれた方——たくさんの方がお庭に集まってくれました。
アンパンマンのスリーパー、鮮やかなピンクのニットカーディガン、まだ十分に走れる15.5cmのスニーカー。一枚一枚に「これ気に入ってたんだ」という前の家族の記憶が宿った服が、次の家族の手に渡っていきました。


junkanでは、お譲りした服の写真を撮らせてもらい、Instagramでシェアしています。「あの子が着てくれるんだ」と譲った側が幸せな気持ちになり、その様子を知った主催者もまたウルウルしてしまう——そんな瞬間のために続けている取り組みです。


じゅんかんの現場から
「秋晴れの青空のなか、素敵な方々に囲まれて、どこを切り取っても絵になる素敵なお家で、JUNKANイベントができました。行けないけど応援してるよ、と連絡やいいねをくれた方にも感謝です。続けられるかな?って思う私の背中を、ポンっと押してもらっています。」
── じゅんかん インスタグラム(@junkan_chigasaki)より
まだ活動を始めて数ヶ月。「この取り組み、続けられるかな」という不安を抱えていた時期に、集まってくれた人たちの存在が、そっと背中を押してくれました。地域のつながりは、モノの循環だけでなく、続ける人の心も支えてくれます。この日から4年間、じゅんかんが活動を続けてこられた理由についてはjunkanを続ける理由でも綴っています。
このお庭を開いてくれた「ゆるeco」よしえさん
この日の会場を貸してくださったのは、「ゆるeco」を主宰するよしえさん。「よしえさんの周りには、人生の楽しみ方を知っている方ばかりが集まっている」——主催者がそう感じるほど、あたたかく前向きな人たちが自然と集う場所でした。
じゅんかんの活動は、こうして場所を貸してくれる方、手伝ってくれる方、応援してくれる方の力で少しずつ広がってきました。同じように仲間と作り上げたイベントの様子は、GOOD SPACE開催レポートや、はじまりの一日を記録した初回こども服交換会の記録でもお読みいただけます。
まとめ——「捨てる」の前に、渡せる場所がある
まだ着られるこども服を、発送の手間もお金のやりとりもなく、次の家族へ手渡す。この秋晴れの一日は、そんな地域の循環がたしかに生まれた場でした。手に取って選べて、必要な分だけ持ち帰れて、しかも顔の見える相手に渡せる——それがじゅんかんのこども服交換会です。
「新品を買う前に、まだ使えるものはないかな?」と気軽に確認できる場所として、じゅんかんはこれからも茅ヶ崎で循環を続けていきます。おうちに眠っているこども服があれば、ぜひ次の家族へ。